第7話 読み聞かせは大変・・・

ミホさん、今日は図書館からの帰りかしら?

はい、先生。最近ユイ、この恐竜が出てくる絵本がお気に入りで。シリーズものなので、「次は、次は」ってせがむんですよ。それで、ちょっと借りに行ってきました。

その絵本大人が読んでもおもしろいですよね。私も読んだな~。

最近寝る前に読み聞かせるのが日課なんです。

いいですね。「絵本を読んだら寝る」というリズムというか習慣ができるのは大変いい事です。睡眠へのいい導入になっていますよ。

時々疲れていて・・・私の方が先に寝てしまうこともあって。

あらあら。でも、絵本を読むのは必ずしもシオリさんだけがするものではないんですよ。お父さんが代わりに読むのはもちろんですが、ユイちゃんが読んでもいいんですよ。

そうなんですか?ユイ、今日はお母さんに読んでくれる?

うん。ユイ、お母さんに読んであげるよ。ユイ上手なんだよ~

ありがとう、ユイ。

 

ワンポイント情報

進めよう「読書・手伝い・外遊び」

近年、子供たちの自然体験や仲間との遊び、地域活動の参加など様々な体験が減少し、学力、規範意識、体力が低下していると言われています。

 

子供が人間として成長し、社会の中で自立していくためには、幼児期から発達段階に応じたしつけや体験が必要であり、読書、手伝い、外遊びを幼児期から行うことによって、子供たちの知・徳・体バランスのとれた、心身ともに健やかな成長につながります。

 

読書はコミュニケーション能力の基盤となります

子供の頃から、本に親しむことは豊かな人生を切り拓く上でとても大切です。特に絵本や読み聞かせなどは子供たちの情操を育み、考える力、コミュニケーション能力、社会性などを養います。

 



 

(国立青少年教育振興機構「体験の風をおこそう 読書 手伝い 外遊び
~あなたのお子様の才能や個性を見いだしませんか~」より)

 

 

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